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今さら人に聞けない投資用語!「リスクプレミアム」ってなに?

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はじめに

「リスクプレミアム」という言葉を耳にすることは多いですが、具体的にどういう意味なのかピンとこない初心者の方もいるかもしれません。この記事では、「リスクプレミアム」の基本的な考え方と、それを初心者がどのように活用できるのかをわかりやすく解説します。また、長期投資における「保有し続けるリスク」についても触れ、その重要性をお伝えします。


1. リスクプレミアムとは?

  • 基本の定義
    リスクプレミアムとは、「リスクを取ることに対する報酬」を意味します。リスクの高い資産(株式や不動産など)は、リスクの低い資産(国債や預金など)よりも高いリターンが期待されます。この差がリスクプレミアムです
  • 具体例
    • 無リスク資産(日本国債やアメリカ国債など):元本保証があるため、リターンは低い(年利1%程度)。
    • リスク資産(株式や不動産など):価格が変動するリスクがあるため、それを補うリターンが期待される(年利5~8%)。
      この差が「リスクプレミアム」と呼ばれます。

2. 初心者がリスクプレミアムを活用する方法

2-1. 分散されたインデックス投資信託を選ぶ

初心者にとって、リスクプレミアムを活用する最も簡単な方法は、インデックス投資信託を活用することです。これにより、世界中の企業に分散投資ができ、個別株投資のような大きなリスクを避けつつ、リスクプレミアムを享受できます

  • 具体例
    • 全世界株式インデックスファンド(オール・カントリー)
    • アメリカS&P500に連動する投資信託

2-2. 長期保有するリスクを引き受ける

  • インデックス投資信託を「長期間持ち続ける」こと自体がリスクプレミアムを得るための重要な行動です
  • 投資中には、株式市場が暴落したり、景気が悪化したりする局面が必ず訪れます。このとき、不安や誘惑に負けて資産を売却してしまうと、リスクプレミアムを得るチャンスを失うことになります
  • ポイント:「雨の日も風の日も持ち続ける覚悟が、リスクプレミアムを確実なものにする」という意識を持ちましょう。
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2-3. ドルコスト平均法を併用する

リスクプレミアムを得るためには、短期間の値動きを気にせず、定期的に一定額を投資し続ける「ドルコスト平均法」を活用するのも効果的です。これにより、長期的に資産を積み上げることが可能です。


3. 長期保有がもたらすリスクプレミアム

3-1. 市場の成長を享受する

株式市場は短期的に値動きが激しいものの、長期的には成長する傾向があります。そのため、インデックス投資信託を長期間持ち続けることで、リスクプレミアムを得やすくなります

  • 事例
    • S&P500指数は、過去30年間で年平均7~8%のリターンを記録しています。暴落時に売却せずに持ち続けた投資家だけが、このリスクプレミアムを享受できました

3-2. 売却せずに持ち続けるリスクを受け入れる

  • 短期間でリターンを得ようとすると、リスクプレミアムを得られないばかりか、損失を出す可能性も高まります。
  • 「売りたくなる心理」に打ち勝つことが、リスクプレミアムを確実に得るための鍵です。

3-3. 複利効果を最大化する

  • 複利は「利益が利益を生む」仕組みです。リスクプレミアムを得続けるためには、配当金や分配金を再投資し、複利効果を活かしましょう。

4. 注意点:リスクプレミアムは確実ではない

  • リスクとリターンのバランスを理解する
    高いリスクプレミアムを期待できる資産ほど価格変動も大きいです。長期保有を前提にする場合でも、自分のリスク許容度を超えた投資は避けましょう
  • 市場環境に注意する
    リスクプレミアムは、経済状況や市場環境によって変動します。長期投資の基本は「市場の動きに一喜一憂せず、持ち続けること」です。

まとめ

リスクプレミアムとは、リスクを取ることで得られる追加的なリターンのことです。初心者がリスクプレミアムを活用するには、分散されたインデックス投資信託を選び、長期間保有することが最も効果的です。「雨の日も風の日も」インデックス投資信託を持ち続けることで、リスクプレミアムを確実に味方につけましょう。短期的な値動きに惑わされず、長期的な視点で資産形成を進めていくことが成功の鍵です!

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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。
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