SBI証券の銘柄スクリーニング完全ガイド!初心者でも優良高配当株を選べる方法

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1. はじめに|SBI証券で優良な高配当株を見つけるには?
高配当株投資は、安定した配当収入を得るために魅力的な投資手法です。
しかし、「配当利回りが高いから」といって闇雲に銘柄を選ぶのは危険です。
安定して配当を出し続けられる財務基盤のある企業を見極めることが重要になります。
そこで今回は、SBI証券内で完結する形で、優良な高配当株を選定する方法を解説します。
2. STEP1|銘柄スクリーニングで基本的なスクリーニングを行う
まずはSBI証券の「銘柄スクリーニング」を活用し、以下の条件で銘柄を絞り込みます。
スクリーニングの条件
- 財務健全性スコア:8〜10
- 倒産リスクが低く、安定した経営ができる企業を選ぶ
- 配当利回り:3%以上
- ただし、極端に高すぎる(6%超など)銘柄は慎重に
- 極端に高い銘柄は減配リスクが高い場合が多いです
- セクター別に選定
- 金融・通信・エネルギー・公益事業などバランスを取る
- 1つの業種に偏りすぎないように注意
スクリーニング手順
- SBI証券にログイン
- 「国内株式」→「銘柄スクリーニング」へ移動
- 検索条件を設定(財務健全性、配当利回り、セクター)
- リストから候補銘柄を確認









これで、財務が健全で高配当な銘柄のリストを得ることができます。
しかし、ここで選ばれた銘柄の中にも、配当が不安定な企業や、一時的に利回りが高いだけの企業が含まれている可能性があります。
3. STEP2|銘柄ページで個別企業の詳細を確認
スクリーニングで選ばれた銘柄を、さらに精査していきます。
各銘柄の個別ページを開き、以下のポイントをチェックします。
確認すべき指標
- 配当性向(50〜70%以内が理想)
- 配当性向80%以上は要注意(利益のほとんどを配当に回している)
- 業績悪化で減配リスクがある銘柄は避ける
- 過去の配当履歴(減配なし・連続増配か)
- 10年以上減配がない銘柄は安定した配当を期待できる
- 配当が不安定な銘柄はリスクが高い
- ROE(10%以上)、ROA(5%以上)の収益性
- 企業の収益力が高いかどうかを確認
- 割安性(PER15倍以下、PBR1.5倍以下)
- 割高な銘柄は将来の下落リスクがあるため要チェック
銘柄ページでのチェック手順
- スクリーニングで絞った銘柄をクリック
- 「四季報」タブを開く
- 「財務状況」の項目を確認
- 配当履歴やPER・PBRをチェック





配当性向は以下の計算で算出してください。

これらの条件を満たす銘柄であれば、長期的に配当を受け取り続けられる可能性が高いです。
4. STEP3|最終的な絞り込みと分散投資の考え方
ここまでで選定した銘柄を、最終的にどのようにポートフォリオに組み込むかを考えます。
高配当株の選定基準
- スクリーニング+銘柄ページで詳細確認をクリア
- 減配リスクが低く、配当が安定している
- 業種を分散し、特定のセクターに偏らない
- 1銘柄に集中しすぎない(1銘柄あたりの比率を20%以下にするなど)
例えば、以下のような業種分散型ポートフォリオが考えられます。
業種 | 銘柄例(仮) | 配当利回り |
---|---|---|
金融 | メガバンクA | 3.5% |
通信 | 大手通信B | 4.0% |
エネルギー | 石油会社C | 3.8% |
公益事業 | 電力会社D | 4.2% |
製薬 | 医薬品メーカーE | 3.7% |
このように業種を分散することで、1つの業界の景気変動に左右されにくくなります。
5. まとめ|SBI証券を活用して高配当株を選ぶポイント
SBI証券の銘柄スクリーニングと銘柄ページを活用することで、高配当株の選定が効率的にできることがわかりました。
重要なポイント
- 銘柄スクリーニングで財務健全性スコア8〜10、配当利回り3%以上で絞り込む
- 銘柄ページで配当性向・配当履歴・収益性・割安性を確認
- 最終的に業種分散し、リスクを抑えたポートフォリオを作成する
この方法を使えば、「単に配当が高いだけの危険な銘柄」を避け、長期的に安定した配当を得られる銘柄を選ぶことが可能です。SBI証券のツールを活用して、優良な高配当株を選ぶヒントにしてください。
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