今さら人に聞けない投資用語!『始値』『終値』ってなに?
はじめに
株価を調べていると、必ず目にするのが 「始値(はじめね)」と「終値(おわりね)」。
どちらもとても基本的な言葉なのに、
「なんとなく意味は分かるけど、説明できるほど自信はない……」
という方も多いものです。
投資の世界では、“知らないまま何となく”で進むほど、判断がぶれやすくなります。
でも、基礎をひとつひとつ理解していくと、自分のペースでじっくり納得しながら先に進けます。
今回は、株価の基本となる始値・終値の意味と、使い方についてやさしく解説します。
始値(はじめね)とは?
始値とは、その日の取引が始まったときに最初についた株価のことです。
朝9時、東京証券取引所(東証)で市場が開くと、
買いたい人と売りたい人の注文がぶつかり、その日の最初の価格が決まります。
これが始値(はじめね)です。
始値で分かること
- その日、市場がどんな雰囲気でスタートしたか
- 昨日の終値と比べて、上がってスタートしたのか、下がって始まったのか
- 投資家の“最初の反応”
始値は、ある意味で「今日の投資家たちはこう思っているらしい」という“朝の挨拶”のようなものです。
終値(おわりね)とは?
終値とは、その日の取引が終わる時点で最後についた株価のことです。
東証の場合、取引は15時30分に終了します。
その“最後の値段”が終値(おわりね)です。
終値で分かること
- 一日の最終的な評価(投資家がどんな気持ちでその日を終えたか)
- ニュースや株式レポートで扱われる「今日の株価」は基本的に終値
- 長期投資の分析でよく使われるのも終値
たとえば…
始値:1,000円
↓
終値:1,050円
この場合、「今日は株価が50円上がって終わった」ということになります。
終値は“一日のまとめ”のような存在で、ニュースで目にする株価も終値が使われています。
始値と終値の違いをシンプルにまとめると?
| 用語 | 読み方 | タイミング | 意味 |
|---|---|---|---|
| 始値 | はじめね | 朝9時の取引開始 | その日の最初についた株価 |
| 終値 | おわりね | 取引終了の15時30分 | その日の最後についた株価 |
とてもシンプルですが、
「市場の空気がどう変化したか」をつかむためには欠かせない情報です。
始値・終値を見ると何が分かる?(初心者向けの読み取り方)
① 市場の“勢い”が見える
始値 → 朝の雰囲気
終値 → 最終的な落ち着き
この差を見ると、投資家の気持ちの変化がわかります。
② ニュースの影響が見やすい
- アメリカが夜に株安 → 日本株の始値が下がりやすい
- 企業の決算が良い → 始値が高くなることがある
③ 長期投資にも役立つ
終値は、毎日の値動きを記録する基準になります。
長期投資家ほど、終値をベースにしてチャートを見ています。
知っておきたい補足:前日比って何?
株価を見ると、数字の横に「+20円」「−15円」などがあります。
これは前日終値との比較です。
昨日の終値:980円
今日の終値:1,000円
→ 前日比+20円
これは、「昨日より20円高い値段で終わった」という意味です。
始値と終値を理解していると、前日比もスッと腑に落ちます。
はじめての人ほど、基礎を大切に
始値や終値は、投資の世界では“当たり前”の言葉として扱われます。
でも、本当はこの基礎が理解できているかどうかが、
安心して投資を続けられるかどうかの分かれ道になります。
「知らないまま進む」のではなく、
「一つひとつ理解しながら進む」ほうが、失敗も減り、納得して続けられます。
焦らず、比べず、あなたのペースで大丈夫です。
少しずつ知識を増やしていきましょう。
おわりに
始値(はじめね)と終値(おわりね)。
それぞれの意味がわかるだけで、ニュースの株価がぐっと読みやすくなります。
投資は、知るほどに“世界の見え方”が変わっていく分野です。
今日の一歩が、明日の安心につながりますように。


