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今さら人に聞けない投資用語!『つみたて投資枠』ってなに?

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はじめに

新NISA制度が始まってから、「つみたて投資枠」という言葉をよく耳にするようになりました。
しかし、「成長投資枠との違いは?」「何が買えるの?」「どう使えばいいの?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初心者でも分かるように『つみたて投資枠』の仕組みと活用法を整理して解説します

つみたて投資枠とは?

「つみたて投資枠」とは、長期・積立・分散投資に特化したNISAの非課税枠です。
投資信託やETFに毎月少しずつ投資し、長期で資産を育てることを目的としています。

  • 年間投資上限額:120万円
  • 投資方法:定期的な積立(毎月・毎日など)
  • 投資対象:一定の条件を満たした投資信託・ETFのみ
  • 非課税期間:無期限(新NISA制度下)

ETFは非常に限られており、商品の大半は投資信託となっています。

成長投資枠との違い

  • つみたて投資枠:長期積立に適した低コストな投資信託・ETFが対象
  • 成長投資枠:個別株やアクティブファンドなど、より自由度の高い商品も対象

つまり、つみたて投資枠は「投資初心者向けのベース」、成長投資枠は「応用や上乗せ」という役割分担になっています

つみたて投資枠で投資できる商品

金融庁が基準を定めており、選べる商品は限られています。

主な条件は:

  • 販売手数料がゼロ(ノーロード
  • 信託報酬が一定水準以下(低コスト)
  • 毎月積立できる設計
  • 長期投資にふさわしい分散性

代表的な商品例:

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

金融庁が厳選した商品だけしか取り扱っていないため、長期投資において優秀なファンドが多いです。

メリット

  1. 非課税で運用できる
     通常20.315%かかる税金がゼロになるため、長期投資では大きな差になる。
  2. 初心者でも迷いにくい商品ラインナップ
     金融庁がふるいにかけた低コスト・長期向けの商品だけが対象。
  3. 自動積立で投資を習慣化できる
     毎月一定額を積み立てる仕組みなので、相場を気にしすぎなくても継続できる。

注意点

  1. 対象商品が限定的
     逆に言えば「自由度は低い」。個別株やアクティブファンドは買えない。
  2. 短期売買には向かない
     毎月コツコツと長期で積み立てる設計なので、短期で大きなリターンを狙う用途には不向き。
  3. 制度変更の影響
     制度は将来変更される可能性がある。特に未成年への拡大検討など、今後もアップデートが続く可能性がある。

つみたて投資枠の活用法

  • 投資初心者は、まず「つみたて投資枠」で全世界株式やS&P500をコツコツ積み立てるのが王道
  • 余裕が出てきたら「成長投資枠」で高配当株やアクティブファンドに挑戦する
  • 家計管理の一部として「先取り貯蓄」の感覚で積み立てると長続きしやすい

まとめ

「つみたて投資枠」とは、長期・積立・分散に特化した非課税投資枠であり、投資初心者にとって最適な資産形成の入り口です。

投資の世界では「早く始めるほど有利」と言われます。
まずはつみたて投資枠で、シンプルに低コストなインデックスファンドを積み立てることからスタートしてみましょう。

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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。高配当個別株投資などを経て、現在は自身が考案した『3本柱投資』を実践中。ブログでは、ナビゲーターとして登場する「ゴリラ先生」を通して、初心者の方にもわかりやすく資産運用を伝えています。先生の口調はやさしいですが、中の人はけっこうガチめに積立派です。 PVアクセスランキング にほんブログ村
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