ゴリラ先生のやさしい投資教室│第45回 J-REITって、結局なにの役に立つんですか?
ゴリラ先生、最近J-REITの記事をよく見るけどさ、正直よく分かんないんだよね。株と何が違うの?
私もです。分配金が出るのは分かるんですけど、「つまりどういうこと?」って聞かれると、うまく説明できなくて。

とても良いところに気づきましたね。J-REITは「分かりにくいけれど、役割がはっきりしている資産」なんです。
スーツとメガネがトレードマークの、頼れるお金のナビゲーター。
知識は豊富だけど説明はやさしく、質問には真剣に向き合ってくれる。
今日もハルトとミナミの“なぜ?”に、穏やかに答えてくれる先生。

YouTubeで見たFIRE動画に憧れて、投資に興味を持った13歳。
テンバガーや仮想通貨にすぐ飛びつく、元気でちょっとビビりなタイプ。
まだ投資は未経験で、ミナミやゴリラ先生に教わりながら勉強中。
SNSで投資を知り、「お金の勉強って大事かも」と思い始めた13歳。
慎重派で、定期預金や貯蓄型保険に安心感を覚えるタイプ。
ハルトの勢いに振り回されつつも、一緒に少しずつ学んでいる。
J-REITは「値上がりを当てにいく投資」ではありません
え、じゃあ安く買って高く売るやつじゃないの?

そう考えると、途端に苦しくなります。J-REITは株のように成長を競う存在ではなく、「家賃収入を分けてもらう仕組み」だと考えてください。
家賃収入ですか?

はい。オフィス、住宅、物流施設、商業施設。そうした不動産から出る賃料を、投資家が分配金として受け取る。それがJ-REITの基本的な役割です。
じゃあ、J-REITはポートフォリオの中で何をしているの?
でもさ、株だけじゃダメなの?

もちろん、株だけでも投資はできます。ただ、値動きが激しいと、不安になることもありますよね。
あります……下がると、どうしても気持ちが揺れます。

J-REITは、そうした値動きの中で「クッション」の役割を果たします。株が主役だとしたら、J-REITは舞台を安定させる土台のような存在です。
数字はたくさん見なくて大丈夫です
でもさ、J-REITって見る数字多すぎない?LTVとかNOIとか。

全部覚える必要はありません。安心するために見る数字は、実はとても限られています。
本当ですか?

はい。まずひとつ目は「分配金が極端に減っていないか」。これは生活費に近い感覚で見て大丈夫です。
次に見るのは「借金の割合」です
借金?それって危なくない?

住宅ローンと同じです。問題は借金の有無ではなく、無理をしていないかどうかです。J-REITではLTVと呼ばれる数字で確認します。
だいたい何%くらいなら安心なんですか?

40〜50%前後で管理されていれば、過度に心配する必要はありません。
もうひとつは「どんな不動産を持っているか」
分配金と借金だけじゃダメ?

最後は用途です。住宅、物流、オフィスなど、ひとつに偏っていないかを見るだけで十分です。
全部を細かく比べなくていいんですね。

はい。「偏りすぎていないか」を見るだけで、考えすぎを防げます。
三本柱投資の中でのJ-REITの立ち位置
そういえばさ、ブログで言ってる三本柱投資って、J-REITも入ってるよね。

ええ。三本柱投資では、J-REITは「インカムと安定」を担当します。
高配当株やインデックスとは役割が違うんですね。

その通りです。どれが一番か、ではありません。それぞれが違う仕事をして、全体を支えているのです。
J-REITは「派手さ」を求める資産ではありません
じゃあ、あんまり上がらなくてもいいってこと?

ええ。むしろ、静かに役割を果たしてくれるほうが、長期投資ではありがたい存在です。
安心して持っていられる、って大事ですね。

その感覚を大切にしてください。J-REITは、投資を続けるための“心の余白”を作ってくれる資産でもあります。
今日のまとめ

J-REITは、当てにいく投資ではありません。
家賃収入を分けてもらう仕組み!
見る数字は、分配金・借金・用途の3つだけ、ですね。

そして、三本柱投資の中では「安定を支える役割」。それだけ分かっていれば、十分です。


