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ゴリラ先生のやさしい投資教室│第33回 インフレが起きると株価も上がる?インフレと名目GDPと株価の関係をわかりやすく解説

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スーツとメガネがトレードマークの、頼れるお金のナビゲーター。
知識は豊富だけど説明はやさしく、質問には真剣に向き合ってくれる。
今日もハルトとミナミの“なぜ?”に、穏やかに答えてくれる先生。

ゴリラ先生
ゴリラ先生

YouTubeで見たFIRE動画に憧れて、投資に興味を持った13歳。
テンバガーや仮想通貨にすぐ飛びつく、元気でちょっとビビりなタイプ。
まだ投資は未経験で、ミナミやゴリラ先生に教わりながら勉強中。

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

SNSで投資を知り、「お金の勉強って大事かも」と思い始めた13歳。
慎重派で、定期預金や貯蓄型保険に安心感を覚えるタイプ。
ハルトの勢いに振り回されつつも、一緒に少しずつ学んでいる。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

はじめに

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

ねぇミナミ!日経平均が5万円になったって!ニュースで見た?

亀山ミナミ
亀山ミナミ

見た見た!うちのパパが『バブルの再来じゃないか…?』って言ってたよ。

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

うちのママも“また弾けたらどうするの!”って言ってた。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

先生、株が上がるのって、そんなに悪いことなんですか?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

ふむふむ、いい質問ですね。お二人のご家族も日本の株高に不安を覚えているご様子。今日は“インフレと名目GDPと株価の関係”を、やさしく整理してみましょう

インフレってそもそもなに?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

まず“インフレ”とは、モノやサービスの値段が上がることです。たとえば、去年100円だったジュースが今年120円になったら、それがインフレです

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

え〜!じゃあおこづかいの価値が減っちゃうじゃん!

ゴリラ先生
ゴリラ先生

確かに“同じ100円で買える量”は減りますね。
でも企業から見れば“売上が増える”ということにもなります。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

えっ、どういうことですか?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

100円だったジュースが120円で売れれば、会社の売上は20%増えますね。つまり、インフレは数字の世界を大きく見せる現象なんです。

名目GDPってなに?

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

ニュースで“名目GDPが過去最高”って聞くけど、あれってなに?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

GDPとは“国の経済の大きさ”のこと。名目GDPは、インフレも含めた数字です。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

ということは、物価が上がると名目GDPも上がるんですか?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

その通り。たとえば、全体のモノの値段が1割上がれば、同じ量を作っていても国全体の売上は1割増える。つまり、インフレがあると名目GDPは自然と増えるんです。

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

なるほど!じゃあ“名目GDPの成長”って、国全体で見た“給料や売上の増加”みたいな感じなんだ!

ゴリラ先生
ゴリラ先生

そうそう。“数字の面での成長”と考えるとわかりやすいですね。

インフレが起きると株価も上がる?

亀山ミナミ
亀山ミナミ

インフレになると株価も上がるって聞きました。本当ですか?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

良い質問ですね。基本的に、企業の売上や利益が“名目上”増えれば、株価もつられて上がる傾向があります

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

つまり、ジュースの値段が上がれば、会社の利益も増えるから、株も上がるってこと?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

その通り。インフレで売上が増えれば、企業の利益も増えやすくなる。だからインフレ=株高の傾向が生まれるんです。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

でも、物価が上がると人件費とか材料費も上がっちゃうんじゃ…?

亀山ミナミ
亀山ミナミ

そこがポイント。コストが上がりすぎると利益が圧迫されます。だから“良いインフレ”と“悪いインフレ”を区別することが大切なんですよ。

今の株高はバブルなの?

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

でもさ先生、5万円ってすごい数字だよね。やっぱりバブルなんじゃ…?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

“バブル”というのは、実体の成長より株価だけが上がっている状態のことです。たとえば、企業の利益が伸びていないのに株価だけがどんどん上がる。これは危険なサインですね。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

じゃあ今はどうなんですか?

ゴリラ先生
ゴリラ先生

今の日本は、企業の利益も名目GDPも一緒に伸びています。物価上昇率も2〜3%台、企業の売上も増加傾向です。つまり、名目の成長に合わせて株価が上がっている段階なんです。

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

じゃあ今は“自然な株高”ってことか!

ゴリラ先生
ゴリラ先生

そういうことです。もちろん、油断は禁物ですが、数字の裏に“実体”があるかを確認すれば、過剰な不安は必要ありません

グラフで考える:名目GDPと株価の関係

ゴリラ先生
ゴリラ先生

たとえばこんなグラフを想像してください。

ゴリラ先生
ゴリラ先生

バブルのときは“株価だけが飛び出す”。
でも今の日本は“GDPも株価も一緒に上がる”パターンです。
これを“健全なインフレ相場”と言えるでしょう。

亀山ミナミ
亀山ミナミ

なるほど!数字が上がってても、中身(経済)が伴ってるかが大事なんですね!

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

うん、株価が上がるのは“物の値段が上がってる”だけじゃなく、“日本全体のお金の流れが増えてる”ってことなんだ

まとめ ― 「数字の成長」と「実体の成長」を見分けよう

ゴリラ先生
ゴリラ先生

今日のポイントをまとめましょう。

本日のまとめ
  1. インフレ=物価が上がること。企業の売上も“名目上”増える。
  2. 名目GDP=インフレも含めた“国全体の売上”。
  3. 株価=企業の利益や期待を反映。名目成長が続けば上がりやすい。
  4. バブル=実体が伴わず株価だけ上がる状態。
亀山ミナミ
亀山ミナミ

インフレって悪者じゃなくて、成長の“温度”なんですね!

宇佐美ハルト
宇佐美ハルト

インフレで名目GDPが上がって、それに合わせて株価も上がるのが自然ってことか!

ゴリラ先生
ゴリラ先生

その通りです。大事なのは“数字が大きくなった”ことを怖がるんじゃなくて、“中身が伴っているか”を見てあげることです。

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ABOUT ME
当ブログ管理人
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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。高配当個別株投資などを経て、現在は自身が考案した『3本柱投資』を実践中。ブログでは、ナビゲーターとして登場する「ゴリラ先生」を通して、初心者の方にもわかりやすく資産運用を伝えています。先生の口調はやさしいですが、中の人はけっこうガチめに積立派です。 PVアクセスランキング にほんブログ村
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