マネーリテラシー
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自分で考える力を育てよう!営業トークを鵜呑みにしないためのマネーリテラシー

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はじめに

金融商品を購入するとき、営業マンの熱心なトークに引き込まれ、そのまま契約してしまった経験はありませんか?一見魅力的な提案も、実際には自分にとって最善の選択ではないことが多々あります。営業マンの目的は、あなたの利益ではなく、自分の利益を最大化することです。だからこそ、どんな情報でも鵜呑みにせず、自分で判断する力を育てることが重要です。この記事では、営業トークを鵜呑みにする危険性と、自分で考える力を育てるための具体的な方法を詳しく解説します


1. 営業トークに潜む危険性を知る

1-1. 営業マンの最優先事項は「あなたの利益」ではない

営業マンの仕事は、商品を売ることです。そのため、契約を成立させることが彼らの最優先事項であり、あなたの利益は必ずしも重視されません
具体例:

  • 貯蓄型保険が「安心して資産を増やせる商品」として紹介されることがありますが、実際には低金利時代の現在、長期間運用しても解約返戻率が元本を下回るケースが多いです。手数料の高い商品を勧める背景には、営業マン自身のインセンティブが関わっています。
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1-2. リスクの説明を避けるのは「売れないから」

営業トークでは、商品のメリットばかりが強調され、リスクについては曖昧にされることがよくあります
具体例:

  • 「年利8%の高利回り」として海外不動産投資信託(REIT)が勧められる場合、為替リスクや解約時の手数料がほとんど説明されないことがあります。

2. 判断力を奪う手法:分かりにくい単語や説明

2-1. 専門用語が多い説明は危険信号

営業マンが多用する金融用語や曖昧な説明は、意図的に「判断力を奪う」ための手法です
具体例:

  • 「複利」「分配金利回り」「元本確保型」などの言葉が用いられますが、詳しい説明がされないまま契約を急かされるケースがあります。例えば、「分配金利回り」が「実際のリターンとは異なる」ことを理解せずに商品を購入してしまう人が多いです。

2-2. 曖昧な説明に流されないための対策

  • 不明点があれば、納得できるまで質問することが重要です。たとえば、以下の質問をすると商品の本質が見えてきます:
    • 「分配金は運用益から出ているのですか、それとも元本からですか?」
    • 「この商品を途中解約すると、手数料は具体的にいくら発生しますか?」

3. 知識が正しい判断の土台になる

3-1. 知識の蓄積が「自分を守る武器」になる

金融商品を判断するためには、基本的な知識が不可欠です
具体例:

  • 定期預金の利回りが0.01%の現状では、インフレ率が1~2%であるため、預金をしているだけでは実質的に資産が目減りするリスクを抱えています。

3-2. 金融商品の基礎を学ぶ方法

以下の手段を活用して、基礎知識を積み上げましょう:

  • 証券会社や金融庁の公式サイトには、初心者向けの解説が充実しています
  • 独立系FPの意見を参考にするのも有効です。営業トークに偏りがないため、中立的なアドバイスが得られます

4. 他人任せのリスク:家族や友人も例外ではない

4-1. 家族や友人が正しいとは限らない

家族や友人からのアドバイスも、必ずしも正しいとは限りません。
具体例:

  • 親世代が「終身保険が老後の備えになる」と信じていても、現代の低金利環境では実際のリターンが非常に低い場合が多いです。現状の日本では、最低限のマネーリテラシーを持たない人が多数派であることを意識しましょう
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4-2. 自分で判断する癖をつける

家族や友人の意見を参考にするのは良いですが、最終的な決定は自分自身で行うべきです


5. リスクとリターンを見極めるポイント

5-1. 利回りはリスクの裏返し

高利回り商品ほどリスクも高いのが一般的です。
具体例:

  • 「年利15%」をうたう投資案件が実際には詐欺であったという事例もあります。リスクの説明が十分でない商品には注意しましょう。

5-2. リスクを知るための具体的な質問

以下の質問を営業マンに投げかけてみてください:

  • 「途中解約した場合、どのくらいのペナルティが発生しますか?」
  • 「元本割れのリスクは具体的にどの条件で発生しますか?」

6. 「迷ったら買うな」という鉄則

6-1. 判断を後回しにするメリット

迷ったときは購入を先延ばしにすることで、冷静に比較検討する時間を確保できます
具体例:

  • 投資信託を勧められた場合、信託報酬(手数料)やパフォーマンスを他の商品と比較検討することで、より良い選択が可能になります。

6-2. 「迷ったら買うな」の心構え

迷いがあるときは、それが情報不足や納得感の欠如を意味している可能性が高いです。一旦契約を止め、情報を集め直しましょう


まとめ

営業トークを鵜呑みにせず、自分で考える力を育てることは、資産形成の第一歩です。他人任せでは、リスクや商品の本質を見抜くことができません。知識を蓄え、自分の頭で考える習慣を身につけましょう。「迷ったら買わない」というルールを守るだけでも、大きな損失を防ぐことができます。冷静で賢明な判断が、あなたの資産形成を成功へと導く鍵となるでしょう。

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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。
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