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高配当株
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米国高配当ETFの定番4つを比較|HDV・SPYD・VYM・SCHDの違い

管理人
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はじめに

米国株の高配当投資に興味を持つと、よく名前を聞くETFがあります。

  • iShares Core High Dividend ETF(HDV
  • SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF(SPYD
  • Vanguard High Dividend Yield ETF(VYM
  • Schwab U.S. Dividend Equity ETF(SCHD

どれも「米国高配当ETF」として有名ですが、実は中身はかなり違います。
配当利回りだけを見ると似ているように感じるかもしれませんが、銘柄の選び方やセクター構成を見ると、それぞれの性格がはっきり見えてきます。

この記事では、この4つのETFについて

  • 基本情報(利回り・銘柄数など)
  • セクター構成
  • 指数の選定ルール
  • 日本からの購入方法

といった視点から整理していきます。

「どれが一番優れているか」を決めるのではなく、それぞれの特徴を理解して、自分の投資スタイルに合うものを考える材料にしていただければと思います

米国高配当ETF4つの基本比較

まずは、4つのETFの基本的な特徴を整理してみましょう。

ETFコンセプト銘柄数性格
HDV財務健全性+高配当約75ディフェンシブ
SPYD高配当利回り重視約80高利回り型
VYM高配当大型株を広く保有約400分散型
SCHD配当成長企業約100クオリティ型

同じ高配当ETFでも、設計思想はかなり違います。

例えばVYMは約400銘柄を保有しており、非常に広く分散されています。
一方でSCHDは約100銘柄とやや集中型ですが、配当成長や財務指標などを重視して企業を選ぶ仕組みになっています。

SPYDはシンプルに「利回りが高い企業」を選ぶ仕組みのため、利回りは比較的高くなる傾向があります。
HDVは財務健全性を重視して銘柄を選ぶため、ディフェンシブな性格が強いETFです。

つまり、高配当ETFの違いは「利回り」ではなく、「どんな企業を選ぶか」にあります。

セクター構成の違い

高配当ETFの特徴は、セクター構成を見るとさらによくわかります。

  1. HDVはエネルギーやヘルスケアの比率が高く、ディフェンシブな企業が多くなります。
  2. SPYDは金融や不動産などの比率が高く、景気の影響を受けやすい構成です。
  3. VYMは大型企業を広く保有するため、セクターの偏りが比較的少なく、バランス型の構成になります。
  4. SCHDは資本財や生活必需品など、安定したキャッシュフローを持つ企業の比率が高くなる傾向があります。

このように、高配当ETFといってもセクター構成は大きく異なります。

利回りだけを見るのではなく、どのセクターが多いのかを確認することも大切です。

セクターの違いは、景気の影響の受け方や値動きの特徴にもつながってきます。

指数の選定ルール(なぜ中身が違うのか)

ETFの性格を決めているのは、指数のルールです。

SPYDは、S&P500の中から配当利回りが高い企業を選びます。
そのため、金融や不動産などの比率が高くなる傾向があります。
SCHDは、配当利回りだけでなく、キャッシュフローや財務指標なども考慮して企業を選びます。
配当成長力のある企業が多くなる仕組みです。

HDVは、企業の財務健全性を重視して銘柄を選定します。
VYMは、大型株の中から配当利回りの高い企業を幅広く組み入れる指数です。

つまり、ETFの違いは利回りではなく、「銘柄を選ぶルール」の違いから生まれています。

配当利回りと配当成長の違い

高配当投資では、配当利回りに目が行きがちです。

しかし長期投資では、配当の成長も重要なポイントになります

利回りが高いETFは、現在の配当収入が多い可能性があります。
一方で、配当成長を重視するETFは、時間とともに配当が増えていく可能性があります。

例えばSPYDは利回り重視の設計です。
SCHDは配当成長を重視した設計です。

どちらが良いという話ではなく、

現在の配当収入を重視するのか
長期的な配当成長を重視するのか

という投資スタイルの違いと言えるでしょう。

日本の証券会社からの購入方法

日本の投資家がこれらのETFに投資する方法は、大きく分けて2つあります。

  1. 米国ETFを直接購入する
  2. 投資信託を通じて間接的に投資する

それぞれの違いを整理すると、次のようになります。

ETF日本の証券会社で直接購入投資信託で投資
HDV×
SPYD
VYM
SCHD×

SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券では、HDV・SPYD・VYMの3つは米国ETFとして直接購入することができます。

一方でSCHDは、日本ではETFとして直接購入することができません。
これはSCHDが日本の金融庁に登録されていない外国ETFであるためです。

そのため、日本の投資家がSCHDに投資する場合は、投資信託を利用するケースが一般的です。

例えば、SCHDを投資対象とする投資信託としては

SBI・S・米国高配当株式ファンド(年4回決算型)
楽天・SCHD米国高配当株式インデックス・ファンド

などがあります。

投資信託であれば円で購入できるうえ、積立投資もしやすいというメリットがあります。

まとめ

米国の高配当ETFとしてよく比較されるのが、HDV・SPYD・VYM・SCHDの4つです。

それぞれの特徴を整理すると、

  • SPYD:高配当利回り型
  • HDV:ディフェンシブ型
  • VYM:分散型
  • SCHD:配当成長型

という違いがあります。

同じ高配当ETFでも、銘柄の選び方やセクター構成が違うため、値動きや配当の特徴も変わってきます。

また、日本の投資家にとっては購入方法も重要なポイントです。
HDV・SPYD・VYMはETFとして直接購入できますが、SCHDは投資信託を通じて投資する形になります。

焦って「どれが一番か」を決める必要はありません。
それぞれの特徴を理解し、自分が納得できる形で長く続けていくことが大切だと思います。

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2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。高配当個別株投資などを経て、現在は自身が考案した『3本柱投資』を実践中。ブログでは、ナビゲーターとして登場する「ゴリラ先生」を通して、初心者の方にもわかりやすく資産運用を伝えています。先生の口調はやさしいですが、中の人はけっこうガチめに積立派です。 PVアクセスランキング にほんブログ村
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