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今さら人に聞けない投資用語!『ボラティリティ』ってなに?

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はじめに:ボラティリティってなに?

投資の世界でよく耳にする「ボラティリティ」。株式や債券、暗号資産など、資産の価値がどれだけ変動するかを示す重要な指標です。特に、投資のリスクとリターンを理解する上で欠かせない概念ですが、聞き慣れない方も多いかもしれません。本記事では、ボラティリティの基本から代表的な資産のボラティリティ、そしてこの指標を活用して詐欺まがいの商品を見抜く方法について解説します


ボラティリティとは?

ボラティリティは、投資商品の価格がどのくらいの幅で変動するかを示す指標です。一般的に「変動幅」や「価格変動の大きさ」を意味し、数値が高いほど価格が大きく変動しやすい、つまりリスクが高いとされています。

ボラティリティが高い資産と低い資産

  • 高ボラティリティ:価格が大きく変動するため、リスクも高い資産(例:株式、暗号資産)。
  • 低ボラティリティ:価格が安定しているため、リスクも低めの資産(例:国債、預金)。

投資を行う際には、ボラティリティの高低を理解して自分に合ったリスク許容度で選ぶことが大切です


代表的な資産のボラティリティ

ボラティリティは資産の種類によって異なり、同じ市場でも異なるリスクがあります。以下に代表的な資産のボラティリティの特徴を紹介します。

  1. 株式
    • ボラティリティ:中~高
    • 株式市場は経済状況や企業業績に応じて変動しやすいため、ボラティリティが高めです。特に新興企業やテクノロジー企業の株式は、急な値上がりや下落を繰り返すことが多く、リスクとリターンが大きい傾向にあります。
  2. 債券
    • ボラティリティ:低~中
    • 債券は一般的に株式よりも価格変動が少なく、リスクが低いとされています。ただし、社債や新興国の国債はボラティリティがやや高く、価格が大きく動くことがあります。
  3. 暗号資産(仮想通貨)
    • ボラティリティ:非常に高い
    • ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産は、価格が急騰や暴落することが多く、ボラティリティが非常に高い資産です。リスク許容度が低い投資家には不向きですが、高いリターンを求める投資家にとっては魅力的な資産です。
  4. 預金
    • ボラティリティ:ほぼなし
    • 預金は元本保証があるため、ボラティリティがほぼなく、価格変動が発生しません。そのため、リスクを取らずに資産を保全する手段として用いられます。

ボラティリティで詐欺まがいの投資商品を見抜く方法

ボラティリティを活用することで、リスクとリターンが見合わない商品や詐欺まがいの投資商品を見抜くことができます。以下のポイントに注意しましょう。

1. リターンが高いのにボラティリティが異常に低い商品

「高利回りなのにリスクが少ない」と謳う商品には警戒が必要です。ボラティリティが低いということは、価格が安定していることを意味しますが、通常、高いリターンを狙う商品はある程度のリスクを伴うのが一般的です。

2. ボラティリティの説明が不十分な商品

リターンのみが強調され、ボラティリティやリスクの説明が不十分な商品も危険です。特に「毎月安定して利益が得られる」「元本保証と高利回りを同時に実現」など、ボラティリティについての詳細な情報がない商品は、実際にはリスクが隠されている可能性が高いです

3. 過去のボラティリティが高いにもかかわらず、「低リスク」とされている商品

商品説明で「安定したリターンを提供」といった言葉が使われているものの、過去のボラティリティが高い資産や商品は、安定しているとは限りません。特に金融市場が急落した時期にボラティリティが急上昇した商品は、安定性が保証されるわけではないため注意が必要です。


まとめ:ボラティリティを理解して安全な投資を

ボラティリティは、資産のリスクとリターンのバランスを理解するための重要な指標です。特にリターンだけを強調し、リスクやボラティリティについて説明が少ない商品には注意が必要です。ボラティリティを活用して、リスクを理解しながら安心できる投資を心がけましょう。

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当ブログ管理人
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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。
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