【2026年1月】SBI・S・米国高配当株式ファンド月次レポート│分配落ち後+4.33%の回復力を数字で確認する
はじめに
2026年1月のSBI・S・米国高配当株式ファンドは、
基準価額が10,644円(前月比+442円)となりました。
前月12月は分配落ち月。
その影響で基準価額は一時的に押し下げられていましたが、
1月は+4.33%(1カ月騰落率)としっかり回復しています。
今回は、この「分配落ち後の回復力」を、
月次レポートの数字から整理してみます。
まず確認したい12月→1月の変化
12月末の基準価額は10,202円。
1月末は10,644円。
単純計算で+442円の上昇です。
12月決算では90円の分配金が支払われています。
分配落ちによる価格調整を考えると、
1月は実質的にそれを取り戻す以上の動きになりました。
分配金込みベースで見ると、
ファンドの1カ月騰落率は+4.33%。
純資産総額の推移
純資産総額は1,719.03億円。
前月は1,600億円台でしたが、
1月は1,700億円台へ増加しています。
価格上昇だけでなく、
資金流入も安定していることがうかがえます。
中期パフォーマンスの位置づけ
1月末時点の騰落率は以下の通りです。
- 3カ月:+10.70%
- 6カ月:+14.44%
- 1年:+9.07%
短期的な上下はあっても、
中期では安定的な右肩上がりを維持しています。
セクター構成が支えた回復力
1月時点の主なセクター構成は、
- エネルギー:約20.8%
- 生活必需品:約18.2%
- ヘルスケア:約15.3%
- 資本財:約12.7%
- 金融:約9.2%
エネルギー比率が約21%と高い構成は、
相場反発局面での押し上げ要因になりました。
また、防衛関連や半導体を含む銘柄も上位に位置しています。
上位銘柄の存在感
上位組入銘柄には、
- ロッキード・マーチン
- テキサス・インスツルメンツ
- シェブロン
- コノコフィリップス
- ベライゾン
などが並びます。
エネルギー、防衛、通信、医薬品といった
安定配当銘柄が中心です。
コストと戦略の安定性
実質的な信託報酬は年0.1227%程度(税込)。
高配当戦略としては低水準です。
コストが低いことは、
分配落ち後の回復力を削らないという意味でも重要です。
市場が反発したときに、
その上昇分を素直に取り込みやすい構造になっています。
分配落ち後の回復は何を意味するか
分配落ち月の翌月は、
戻りが鈍いこともあります。
しかし今回は、
- 基準価額+442円
- 1カ月騰落率+4.33%
- 純資産増加
- 中期パフォーマンスも堅調
という数字が並びました。
分配を出して終わりではなく、
価格の回復力があるかどうかは、
高配当ファンドを評価するうえで重要な視点です。
1月の数字は、
このファンドの回復力を確認できる内容でした。
おわりに
2026年1月の月次レポートは、
分配落ち後の動きを確認する月でもありました。
基準価額は10,644円(+442円)。
1カ月騰落率は+4.33%。
分配を出しながら、
価格も回復する。
この構造が維持されるかどうかは、
今後も月次レポートで確認していくポイントです。
数字を一つひとつ積み重ねながら、
ファンドの「体力」を見ていきたいところです。


