なぜ借金をしてはいけないのか？あなたの人生を苦しめる3つのポイント

1. はじめに｜借金はあなたの人生を縛る

「借金は悪いものではない」「上手く活用すれば資産を増やせる」といった意見もあります。
確かに、住宅ローンや事業投資など、適切な借金の活用方法はあります。

しかし、何気なく借りてしまうお金、消費のための借金は、あなたの人生を苦しめる可能性が高いのです。

今回は、「なぜ借金をしてはいけないのか？」という問いに対し、金利・キャッシュフロー・心理的ストレスの3つの視点から解説します。

2. 借金の恐ろしさ①｜金利は「見えない支出」

「借りたお金＝返すお金」ではない！金利があなたの資産を削り続ける

借金をすると、借りたお金（元本）に「金利」が上乗せされます。
そのため、実際に返済する額は、元本以上の大きな金額になってしまいます。

例えば…リボ払いの恐怖

✔ 10万円を年15%のリボ払いで借りた場合
　→ 月5,000円ずつ返済すると 完済まで25か月 かかり、
　→ 合計で約12万5,000円を支払うことに！（＋2万5,000円の金利）

✔ 50万円を5年間で完済する場合（年18%のカードローン）
　→ 毎月の支払いは 12,716円 だが、
　→ 最終的に支払う額は76万2,960円（＋26万2,960円の金利）！

小さな借金でも、時間をかけて返済すると、驚くほどの金額を利息として支払うことになるのです。

3. 借金の恐ろしさ②｜キャッシュフローを圧迫する

「収入 － 支出 ＝ 手元に残るお金」ではなくなる

借金をすると、毎月の返済が固定費として発生します。つまり、借金を抱えた時点で「何もしなくても支払い続けなければならないお金」が生まれてしまうのです。

借金のある人 vs. 借金のない人のキャッシュフロー

✔ 借金があるだけで、貯金・投資に回せるお金が減る！
✔ 将来の資産形成が遅れるだけでなく、生活費の変動に対応しづらくなる！

借金を抱えた状態では、毎月の収支に余裕がなくなり、突発的な出費にも対応しづらくなるのです。

4. 借金の恐ろしさ③｜心理的ストレスがあなたを蝕む

「お金の悩み」は、人生の幸福度を大きく下げる

借金を抱えると、単に「お金が減る」だけでなく、精神的なプレッシャーが常につきまとうようになります。

借金が精神に与える影響

✔ 「お金が足りない」という不安が常につきまとう
✔ 「このままで大丈夫だろうか？」と将来に対する恐怖を感じる
✔ 「借金を返すために働いている」感覚になり、仕事の満足度が下がる

実際、借金を抱えた人のストレスレベルは、借金がない人に比べて格段に高いというデータもあります。

借金がメンタルヘルスに与える影響（実例）

1. アメリカの調査では、クレジットカードの負債を抱えている人の70%以上が 「慢性的なストレスを感じている」 と回答。
2. 🔹 イギリスの研究では、借金を抱える人は うつ病を発症するリスクが約3倍高いというデータも。

「お金のストレス＝人生の質を大きく下げる」 ことが、研究でも明らかになっています。

5. まとめ｜借金をしないことが「最強の防御」

借金があなたの人生を苦しめる3つのポイント

✔ ① 金利の負担が大きく、最終的に支払う額が膨れ上がる！
✔ ② キャッシュフローが圧迫され、生活の自由度が下がる！
✔ ③ 精神的なストレスが蓄積し、幸福度が低下する！

「借金＝すぐに欲しいものが手に入る」ですが、
その裏には、長期的に支払わなければならないコストがあるのです。

今、あなたが「借金しようかな？」と迷っているなら、
「その借金が本当に必要かどうか」を、もう一度じっくり考えてみてください。

当ブログ管理人

サラリーマン

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2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。