今さら人に聞けない投資用語!『高値』『安値』ってなに?
はじめに
株価のチャートやニュースを見ていると、
「今日の高値は〇〇円でした」
「今年の安値を更新しました」
といった言葉をよく耳にします。
でも実は、
「なんとなく意味はわかるけど、説明するほど自信はない……」
という人がとても多い用語でもあります。
今回は高値(たかね)と安値(やすね)について、
初心者の方でもスッと理解できるようにやさしく解説します。
高値(たかね)とは?
高値とは、
“ある期間の中で、最も高く取引された株価” のことです。
期間は文脈によって異なり、
- 今日の高値
- 1週間の高値
- 1年の高値(=年初来高値)
など、さまざまな使われ方をします。
たとえば、ある銘柄が今日一日で次のように値動きしたとします。
- 9:00 1,000円
- 10:30 1,030円
- 13:00 1,050円
- 14:45 1,040円
- 15:00 1,045円
この日の高値は1,050円です。
途中で最も高い値段があれば、それが高値になります。
安値(やすね)とは?
安値とは、
“ある期間の中で、最も低く取引された株価” のことです。
こちらも期間は文脈によって変わり、
- 今日の安値
- 1ヶ月の安値
- 1年の安値(=年初来安値)
など、ニュースやレポートで頻繁に使われます。
先ほどと同じ日の値動きで見てみると、
- 9:00 1,000円
- 10:30 1,030円
- 13:00 1,050円
- 14:45 1,040円
- 15:00 1,045円
この日の安値は1,000円です。
一番最初についた値段が、その日で最も安い値だったケースです。
高値と安値はなぜ大切?(初心者向けポイント)
高値と安値は、
「その日の株価がどれくらい動いたのか」
を理解するための大事な目印になります。
① 一日の“振れ幅”がわかる
高値 − 安値 = その日の値動きの範囲(レンジ)
高値 1,050円
安値 1,000円
→ 一日の値動きは50円。
この幅が大きいほど「よく動いた日」だとわかります。
② 市場の“強さ・弱さ”のヒントになる
- 高値がどんどん更新される
→ 投資家が強気(買いたい人が多い) - 安値を割り込み続ける
→ 投資家が弱気(売りたい人が多い)
ただし、初心者の方は「強気・弱気」に振り回される必要はありません。
まずは “市場にはそういう雰囲気の変化があるんだな” という理解で十分です。
③ 年初来高値・年初来安値はニュースで重要キーワード
ニュースでよく登場する
- 年初来高値(ねんしょらい たかね)
- 年初来安値(ねんしょらい やすね)
は、その年に入ってから最も高い/低い株価を意味します。
長期投資家にとっては、企業への期待や不安の大きさを知るヒントになります。
高値・安値をどう活用すればいい?(初心者向け)
● ① “値動きの距離感”をつかむ
株価は毎日細かく動くので、
「どれくらい動くものなのか」
を知っておくと、過度に不安にならずに済みます。
● ② 株価が“暴れすぎていないか”を確認できる
初心者ほど、
・よく動く銘柄
・極端に上下しやすい株
は恐怖の原因になります。
高値と安値を見れば、
「自分が落ち着いて持てる銘柄なのか」
を判断する材料になります。
● ③ ニュースが理解しやすくなる
高値・安値・前日比・終値あたりを理解すると、
投資ニュースが一気に読みやすくなり、
世界の出来事と株価の関係がつながり始めます。
おわりに
高値(たかね)と安値(やすね)。
とてもシンプルな言葉ですが、
投資の世界においては“株価を読むための基礎の基礎”です。
基礎を知ると、ニュースの見え方、チャートの見え方がぐっと変わります。
焦らず、比べず、あなたのペースで理解を深めていきましょう。
必要なのは、
「完璧に覚えること」ではなく、
「少しずつ世界の見え方が変わる経験」
です。
あなたの未来に必要な知識を、ひとつずつ積み上げていきましょう。


