今さら人に聞けない投資用語!「インカムゲイン・キャピタルゲイン」

1. はじめに
投資で利益を得る方法は、大きく「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2つに分かれます。
✅ インカムゲイン = 資産を持ち続けることで得られる収益(配当金・利息・家賃収入など)
✅ キャピタルゲイン = 資産を売却することで得られる利益(株価や不動産価格の値上がり益)
どちらが良いのかは投資スタイルや目的によります。
本記事では、それぞれの特徴や活用方法を分かりやすく解説していきます!
2. インカムゲインとは?
インカムゲインとは、資産を保有している間に得られる利益のことです。
例えば、以下のようなものが該当します。
📌 代表的なインカムゲイン
- 株式の配当金(例:トヨタの株を持っていると毎年配当がもらえる)
- 債券の利息(国債・社債の利息収入)
- 不動産の賃貸収入(マンションを貸して家賃を受け取る)
- REIT(不動産投資信託)の分配金
📊 インカムゲインのメリット
✔ 安定した収入源 → 長期投資家向け
✔ 株価の値動きに関係なく収入を得られる
✔ 老後の生活費の補填やFIRE(早期リタイア)に向いている
⚠ インカムゲインのデメリット
⚠ 利益が小さい(高配当株でも4~5%が限度)
⚠ 税金がかかる(配当金には税率約20%)
⚠ 業績が悪化すると配当が減るリスク
3. キャピタルゲインとは?
キャピタルゲインとは、資産を売却することで得られる利益です。
例えば、以下のようなものが該当します。
📌 代表的なキャピタルゲイン
- 株式の値上がり益(1株1,000円の株を買って、1,500円で売ると500円の利益)
- 不動産の売却益(土地を安く買って高く売る)
- 仮想通貨の売却益(ビットコインを安く買い、高く売る)
📊 キャピタルゲインのメリット
✔ 大きな利益を狙える(10倍株など)
✔ 税金をコントロールしやすい(売却しない限り課税されない)
✔ 成長市場では長期的に高リターンが期待できる
⚠ キャピタルゲインのデメリット
⚠ 利益確定のタイミングが難しい(高値で売るのは難しい)
⚠ 短期売買はリスクが高い(ボラティリティが大きい)
⚠ 暴落の影響を受けやすい(リーマンショック時のように急落するリスク)
4. あなたに向いているのはどっち?
インカムゲインとキャピタルゲイン、どちらが自分に向いているのか?
実際の投資スタイルを考えやすくするために、2人の投資家を例にしてみましょう。
📌 インカムゲイン重視のAさん(安定収入派)
✅ 「毎月安定した収入を得ることが第一」
✅ 「仕事を辞めても配当収入で生活できる状態を目指したい」
Aさん(40代)は会社員を続けながら、コツコツと高配当株と不動産投資を積み上げてきました。
📌 現在の資産状況
💰 高配当株(VYM・日本の高配当株):1,000万円(配当利回り4%)
🏡 賃貸マンション(ローン完済済):1,500万円(家賃収入6%)
📈 債券・REIT・預金:500万円
合計 3,000万円の資産から、
👉 年間150万円のインカムゲイン(配当+家賃収入)を得ている!
Aさんは「株価の値上がりを狙うよりも、毎月安定した収入を得る方が安心できる」と考えています。
「今のままなら、将来的に仕事を辞めても配当+家賃収入で暮らしていけるかも?」と考えて、早期リタイア(FIRE)を視野に入れています。
📌 キャピタルゲイン重視のBさん(成長投資派)
✅ 「大きなリターンを狙って資産を増やしたい」
✅ 「将来のライフイベント(マイホーム購入など)のために運用」
Bさん(30代)は、将来的に夢のマイホームを一括購入するために、株式投資を活用しています。
📌 現在の資産状況
💰 S&P500+NASDAQ100のインデックス投資:1,500万円(平均リターン7%)
💰 成長株投資(AI・半導体関連):500万円(ハイリスク・ハイリターン)
🏦 預金(安全資産):300万円
Bさんの投資戦略は、配当よりも「値上がり益(キャピタルゲイン)」を重視。
10年後に 2,500万円 → 4,500万円に増えたタイミングで、一括でマイホームを購入する計画を立てています。
「家賃を払い続けるよりも、いずれ不動産を持ちたい。でも、ローンを組むよりも、投資で資産を増やして一括購入したい」と考えて、短期のインカムゲインよりも、長期のキャピタルゲインに賭ける戦略 を取っています。

📌 結局、どちらが良いの?
Aさん(インカムゲイン派)とBさん(キャピタルゲイン派)は、どちらの戦略も正解です。
✅ 「安定収入が欲しい人」 → Aさんのように インカムゲイン(配当・家賃収入) を重視
✅ 「資産を増やしてライフイベントに備えたい人」 → Bさんのように キャピタルゲイン(値上がり益) を狙う
そして、最も賢い戦略は 「インカムゲインとキャピタルゲインをバランスよく組み合わせる」 ことです。
例えば、Bさんも50代になればAさんのように配当株を増やしていくかもしれません。
また、Aさんも「安定収入は十分確保できたから、余剰資金で成長株に投資してみよう」と考えるかもしれません。
5. インカムゲイン×キャピタルゲインのバランス戦略
実際には、両方をバランスよく組み合わせるのが最適です。
投資戦略 | インカムゲイン重視(Aさんタイプ) | キャピタルゲイン重視(Bさんタイプ) |
---|---|---|
目標 | 毎月の安定収入を得る | 資産を大きく増やす |
投資対象 | 高配当株・REIT・債券・不動産 | 成長株・インデックス投資 |
リスク | 低め(安定収益) | 高め(値動きが大きい) |
投資期間 | 長期保有が基本 | 長期or短期の売却益を狙う |
向いている人 | 老後資金・FIRE・副収入 | 住宅購入資金・資産増加 |
例えば、次のようなバランスで資産を持つのも一つの方法です。
✔ 若い頃(20~30代) → キャピタルゲイン重視(成長株・インデックス投資中心)
✔ 中年期(40~50代) → キャピタルゲイン+インカムゲインのハイブリッド
✔ 老後(60代以降) → インカムゲイン重視(高配当株・債券・不動産)
ライフステージに応じて「インカムゲイン↔キャピタルゲイン」の比率を調整することが、長期的な資産運用の成功のカギになります。
6. まとめ
📌 インカムゲイン=配当・家賃収入で安定収益を得る(Aさんタイプ)
📌 キャピタルゲイン=値上がり益で資産を増やす(Bさんタイプ)
📌 どちらが良いかはライフスタイル次第!
📌 最も重要なのは、2つのバランスを自分に合う形で調整すること!
「今の自分は、どの戦略が合っているのか?」を考えながら、長期的な資産運用を計画してみてください!