今さら人に聞けない投資用語！『利上げ』『利下げ』ってなに？

はじめに

ニュースや投資の解説でよく出てくる
「利上げ（りあげ）」と「利下げ（りさげ）」。
耳にする機会は多いのに、
「実はなんとなくの理解で済ませてしまっている……」
という方も多い大切な言葉です。

利上げ・利下げは
景気の動き、株価の変化、ドル円の動き
などに大きな影響を与えるため、投資をするうえで避けて通れません。

この記事では、
“難しい数式なし”
“たとえ話でやさしく”
“初心者でも安心”
を意識しながら解説していきます。

利上げ（りあげ）とは？

利上げとは、
中央銀行が、基準となる金利（政策金利）を引き上げること。

日本なら日本銀行（にっぽんぎんこう）、
アメリカならFRB（連邦準備制度理事会）が決めます。

なぜ利上げをするの？

一言でいうと、
物価が上がりすぎて景気が過熱しているときに、ブレーキをかけるため。

利上げが起きると何が起こる？

株価への影響は？

一般的には、
利上げ＝株価にはマイナス材料
とされます。

ただし、実際の株価は「利上げが終わりそう」になった頃に上がりやすくなるなど、
状況により変動しますので、長期投資では“一つの要素”として落ち着いて捉えるのがポイントです。

利下げ（りさげ）とは？

利下げとは、
中央銀行が政策金利を下げること。

なぜ利下げをするの？

景気が弱ってきたときに、
お金を流れやすくして経済を元気にするため。

利下げが起きると？

● 株価への影響は？

一般的には
利下げ＝株価にプラス材料
とされます。

利上げ・利下げの違いをシンプルにまとめると？

このイメージが分かりやすいかもしれません。

利上げ・利下げが「投資」に与える影響

投資の初心者ほど、「金利」と聞くと難しい印象を持ちますが、基本だけ押さえれば大丈夫です。

株式

債券（さいけん）

為替（ドル円など）

初心者はどう捉えればいい？

利上げ・利下げの情報は連日ニュースになりますが……

長期投資では“一時的な変化”に振り回されなくても大丈夫

金利は何度も上下するため、毎回反応していると疲れてしまいます。

むしろ大切なのは「景気の方向性」をざっくり知ること

これくらいの理解で十分です。

市場が荒れても、積立投資は淡々と続けてOK

積立投資は“価格が上下しても買い続ける”ことに意味があるため、
金利ニュースに過剰反応せず、落ち着いた姿勢を保つことが大切です。

おわりに

利上げ・利下げは、初心者には少しとっつきにくい言葉かもしれません。
でも意味を理解すると、
「景気がどんな方向に向かっているか」
がすっと見えてきます。

焦らず、比べず、自分のペースで。
一つひとつの用語を理解していけば、投資の世界はぐっとやさしくなります。

あなたの未来が、安心して選べるものになりますように。

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当ブログ管理人

サラリーマン

2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。高配当個別株投資などを経て、現在は自身が考案した『3本柱投資』を実践中。ブログでは、ナビゲーターとして登場する「ゴリラ先生」を通して、初心者の方にもわかりやすく資産運用を伝えています。先生の口調はやさしいですが、中の人はけっこうガチめに積立派です。