投資用語
PR

今さら人に聞けない投資用語!『レバレッジ』ってなに?

aiaiaiaiai
記事内に商品プロモーションを含む場合があります
スポンサーリンク

はじめに

投資の世界でよく耳にする「レバレッジ」という言葉。これがどのような仕組みで、投資にどのような影響を与えるのかご存じでしょうか?レバレッジは、上手に活用すれば資産を効率的に増やすことができますが、同時に大きなリスクを伴うものでもあります。この記事では、レバレッジの基本的な仕組みからリスク、具体的な活用例まで、初心者にもわかりやすく解説します


1. レバレッジとは?

1-1. 基本の定義

「レバレッジ(leverage)」は英語で「てこの原理」という意味。投資では、少ない元手(自己資金)で、借り入れなどを活用して大きな投資を行う仕組みを指します。

1-2. イメージで理解する

  • てこの原理のように資金を増幅:例えば、自己資金が10万円でもレバレッジを2倍にすると20万円分の投資が可能になります
  • 利益も損失も2倍に:投資の成果が増幅されるため、リターンが大きくなる一方で、損失も同じ比率で拡大するリスクがあります

2. レバレッジの仕組み

2-1. 投資の例

  • 通常の投資:自己資金10万円で1株1万円の株式を10株購入した場合、株価が10%上昇すると利益は1万円(リターン10%)。
  • レバレッジを2倍にする場合:10万円の自己資金に加え、10万円を借り入れて合計20万円で20株購入した場合、株価が10%上昇すると利益は2万円(リターン20%)。
    • 逆に、株価が10%下落すると損失は2万円(リスク20%)

2-2. どのように活用されるか

レバレッジは、次のような投資手法で活用されます:

  • 信用取引(株式市場):証券会社から資金を借りて株式を購入。
  • 先物取引:将来の価格を予測して資産を売買する取引。
  • CFD(差金決済取引):商品や指数を対象に、価格差で利益を狙う取引。
  • レバレッジ型ETF:指数の値動きを2倍または3倍にするよう運用されるETF。

3. レバレッジのメリット・デメリット

3-1. メリット

  1. 資金効率が高まる
    少ない資金で大きな投資が可能になり、成功すれば短期間で高いリターンが得られる
  2. 幅広い投資機会を得られる
    自己資金が少ない場合でも、多様な資産に分散投資できる。
  3. 市場の小さな変動でも利益が狙える
    レバレッジを効かせることで、値動きの小さい資産でも収益を得るチャンスが増える。

3-2. デメリット

  1. 損失が拡大するリスク
    利益が増幅される分、損失も同じ比率で拡大します。特に急激な市場の変動には注意が必要。
  2. コストがかかる
    借り入れや信用取引には金利や手数料が発生し、これが投資収益を圧迫する可能性がある。
  3. 強制ロスカットのリスク
    損失が一定以上に達すると、自動的にポジションが清算される(ロスカット)。これにより、元本が失われる可能性がある

4. 初心者が注意すべきポイント

4-1. 高いリスクを理解する

レバレッジは「利益を増やす手段」であると同時に、「損失を増やす仕組み」でもあります。投資経験が少ないうちは、レバレッジを避けるのが賢明です

4-2. レバレッジ型ETFの注意点

レバレッジ型ETFは、短期投資向けに設計されています。長期間保有すると価格が大きく乖離する可能性があるため、運用方針に合った投資商品を選びましょう。

4-3. リスク許容度を確認する

投資額が増えると精神的な負担も大きくなります。自分のリスク許容度を確認し、無理のない範囲で投資を行いましょう

合わせて読みたい
今さら人に聞けない投資用語!『リスク許容度』ってなに?
今さら人に聞けない投資用語!『リスク許容度』ってなに?

5. レバレッジを活用する際のおすすめ商品

初心者でも比較的安全にレバレッジを試せる商品として、以下が挙げられます:

  • レバレッジ型ETF:市場全体の動きを追う商品で、比較的わかりやすい。
  • 低レバレッジ型商品:1.5倍や2倍のように控えめなレバレッジを採用した商品。

まとめ

レバレッジは、資金効率を高め、短期間で大きな利益を狙うための強力なツールです。しかし、その分リスクも大きいため、初心者は慎重に活用することが求められます。まずは少額から始め、リスクをしっかり理解した上で運用を行いましょう。投資の基本は「無理をしないこと」。リスクとリターンのバランスを意識しながら、賢く資産形成を進めてください。

スポンサーリンク
SBI証券[旧イー・トレード証券]
株・投資信託ならネット証券のマネックス
ABOUT ME
当ブログ管理人
当ブログ管理人
サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。
記事URLをコピーしました