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J-REIT ETFの代替にSBI・J-REIT(分配)ファンドはアリ?5つのメリットと3つの懸念材料

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はじめに

J-REITに投資する方法としては、長らく「ETF」が王道でした。中でもNEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信(銘柄コード:1343)は、代表的なJ-REIT ETFとして個人投資家にも人気があります。

しかし最近、SBI・J-REIT(分配)ファンド(愛称:SBI日本シリーズ)という新しい投資信託が登場し、「ETFの代替になり得るのでは?」と注目を集めています。

この記事では、ETFからこのSBIファンドに切り替える価値があるのか?という視点から、5つのメリットと3つの懸念材料を整理していきます

SBI・J-REIT(分配)ファンドとは?

  • 設定日:2024年5月8日
  • 運用会社:SBIアセットマネジメント
  • 決算頻度:年4回(2月・5月・8月・11月)
  • 信託報酬:年率0.099%(税抜)=税込0.1089%
  • 実質コスト年率0.277%(2025年5月時点)
  • 純資産総額:約50.7億円(設定1年以内としては健闘)
  • 運用方針:J-REITの中でも高配当・割安銘柄に厳選投資するアクティブ型

1343 ETFとの比較ポイント

比較項目1343(NEXT FUNDS)SBI・J-REIT(分配)ファンド
運用方針東証REIT指数に連動アクティブ(利回り重視)
分配頻度年4回年4回
最低投資額1口 約20,000円前後100円から積立可能
売買市場でリアルタイム基準価額で1日1回
信託報酬0.1705%0.099%(税抜)
実質コスト約0.2%前後(概算)0.277%(公式開示)
流動性高い(資産約4,900億)やや小さい(約50億)

5つのメリット

① 100円から積立可能。自動化にも対応

ETFとは違い、SBIファンドは100円からの定額積立にも対応。毎月自動で積み立てられるので、初心者にも優しい設計です。

② 業界最安水準の信託報酬

アクティブファンドでありながら年率0.099%(税抜)という破格の低コスト。同様のJ-REIT投信は0.4~1.0%台が主流です。

③ 年4回分配で、ETFと同じキャッシュフロー感覚

ETF(1343など)と同様に年4回の分配金。特定口座での税処理も簡単で、配当収入を期待する投資家には安心の仕様です。

④ アクティブ運用でインカム+キャピタルを狙う

ファンドレポートによれば、TOBや急落局面での積極的な買い増しなど、インデックス運用にはない「攻めの運用」がなされています。

⑤ クレカ積立・自動再投資対応で手間いらず

楽天証券やSBI証券などではクレカ積立+ポイント還元が使えるため、実質的な利回り向上も可能。ETFにはない利便性です。

注目ポイント

アクティブファンドでありながら、実質コストは1343に迫るほど抑えられている点に注目。また、ETFと異なり、1円単位での完全な定額積み立てが可能なため、ドルコスト平均法の効果を最大限に活かせる点も強みです。

3つの懸念材料

① 実質コストはETFより高め

売買委託手数料などを含めた実質コストは年率0.277%。1343より高くつく場合があります。

② ファンド規模はまだ小さい

2025年5月時点で純資産は約50億円。流動性や繰上償還リスクを考えると、しばらくは様子見という判断もアリです。

③ アクティブ運用の再現性には不確実性も

初年度は+7.8%(分配金込み)の好成績でしたが、今後も指数を上回るとは限らないのがアクティブ運用の難しさです。

要注意ポイント

長期保有を考えた場合に不利な要素が多いです。あくまでも1343の代替手段としての立ち位置が無難かもしれません。

他のJ-REIT投資信託との比較は?

J-REIT投信で年4回分配型のものには、以下のようなものがあります。

ファンド名信託報酬補足
りそな Jリートインデックス(年4回)0.4895%純インデックス型だが割高
野村 J‑REITオープン(年4回)1.1%パッシブ寄りの選定型かつ高コスト
SBI・J-REIT(分配)ファンド0.099%最安水準・アクティブ

→ 信託報酬・運用方針・分配頻度のバランスを見れば、SBIファンドが最有力候補です。

まとめ:J-REIT ETFの代替となり得るか?

結論として、SBI・J-REIT(分配)ファンドは「ETFの代替」として十分に選択肢になり得ます。

以下のような方に特におすすめです:

  • 少額から自動積立をしたい
  • 配当利回りを安定的に得たい
  • 信託報酬を抑えながらも積極運用に期待したい

一方で、ETF特有の「リアルタイム売買」「大規模流動性」を重視する方は、1343などのETFが依然有効な選択肢です。

📌 SBI・J-REITファンドを購入するには?

SBI・J-REIT(分配)ファンドは、SBI証券専用ファンドです。
つみたて設定やクレジットカード積立、ポイント投資にも対応しており、少額からのJ-REIT投資に最適な選択肢です。

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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。高配当個別株投資などを経て、現在は自身が考案した『3本柱投資』を実践中。ブログでは、ナビゲーターとして登場する「ゴリラ先生」を通して、初心者の方にもわかりやすく資産運用を伝えています。先生の口調はやさしいですが、中の人はけっこうガチめに積立派です。 PVアクセスランキング にほんブログ村
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