投資用語
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今さら人に聞けない投資用語!『長期投資』ってなに?

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はじめに

「長期投資が大事!」という言葉、投資に興味を持った方なら一度は聞いたことがあるはず。でも、そもそも“長期”ってどのくらい? 「なぜ長期だと良いの?」といった疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな“今さら人に聞けない”「長期投資」という用語について、わかりやすく解説します

長期投資とは?シンプルな定義(再構成)

「長期投資」とは、数年〜数十年にわたり、資産をじっくり育てていく投資スタイルのことを指します。

金融業界では明確な定義はありませんが、一般的には5年以上の保有期間があれば「長期投資」とされることが多いです。ただし、株式を中心とした運用では、15年以上のスパンを見ておくのが理想的です

たとえば、米国のS&P500指数に毎月積立をした場合、

  • 投資期間が5年以下だとプラスとマイナスが入り混じる
  • 15年以上では、ほぼすべての期間でプラスに落ち着く

というデータもあるため、「長期=5年」という表現だけではやや物足りないとも言えます。
したがって本記事では、

  • 一般的な“長期”は5年以上
  • 株式投資を前提にするなら15年以上の視野で考えるのが安全圏

という立場で解説を進めます。

なぜ長期投資が支持されるの?

長期投資が多くの投資家に支持される理由は、大きく分けて3つあります。

① 複利の力が働く

投資で得た利益を再投資し続けることで、「利益が利益を生む」という複利効果が得られます。これは時間が長ければ長いほど威力を発揮します。

🧠 たとえば…
年利5%で20年間運用すれば、元本100万円が約265万円に増えます。
この差は、毎年の運用益を再投資し続けた“複利の力”によるものです。

② 一時的な下落を乗り越えられる

株式市場は短期的には上下に大きく動きます。しかし長期で見れば回復しているケースが大半。特に15年以上という時間軸を持つことで、リーマンショックのような大暴落も乗り越えやすくなります。

③ 精神的・時間的コストが少ない

頻繁に売買する短期投資とは異なり、長期投資は「買ったら持ち続ける」が基本。売買のたびに発生する手数料や、値動きに一喜一憂するストレスからも解放されます

どんな商品が長期投資に向いている?

長期投資に適している商品として、以下が挙げられます。

  • インデックスファンド(例:S&P500、全世界株式など)
  • 高配当株やETF(例:SCHD、VYMなど)
  • つみたてNISA(NISAのつみたて投資枠)対象ファンド

特に「つみたてNISA」に対応している投資信託は、金融庁が「長期・積立・分散」に適していると認めた基準を満たしており、長期保有が前提の商品です

長期投資は“放置”でいいの?

「長期投資は放置でいい」という意見もありますが、完全放置ではなく年1回程度のチェックと調整が理想的です

  • ポートフォリオ(資産配分)が偏っていないか?
  • 生活環境や目標に変化がないか?
  • 積立額や投資比率を見直す必要はないか?

半年〜1年に一度の見直しで、無理なく長期投資を継続できます。

長期投資の注意点

長期投資にも、知っておくべき注意点があります。

  • 長く持てば必ず儲かるわけではない
  • 途中で現金が必要になると計画が崩れる
  • 投資対象によっては、何年経っても値下がりが続く場合もある

だからこそ、長期投資は“生活に支障のない余剰資金”で行うことが大前提です。

おわりに|“15年後の自分”にバトンを渡す投資

長期投資とは、未来の自分への贈り物のようなものです。
派手さはありませんが、時間をかけてゆっくりと資産を育てる、もっとも再現性の高い方法の一つだと言えます。

「15年なんて遠すぎる…」と思うかもしれません。
でも、逆に言えば「15年後に“やっておけばよかった”と後悔するかもしれない」のも、今この瞬間です。

ぜひ今日から、“15年後の自分”に向けた投資の一歩を踏み出してみてください。

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当ブログ管理人
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サラリーマン
2017年にドルコスト平均法を知り、投資に興味を持つ。2018年の旧つみたてNISA開始と同時に資産運用を開始。老後資金2000万円を目指しコツコツと積立投資中。ブログでは、ナビゲーターとして登場する「ゴリラ先生」を通して、初心者の方にもわかりやすく資産運用を伝えています。先生の口調はやさしいですが、中の人はけっこうガチめに積立派です。
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